印鑑素材(印材の)それぞれの特徴③

印材の種類別特徴(黒水牛)COM-3SET-KSG

今回は前回までの植物系印材とは違い動物系印材の中でも昔から人気の

高い印材、黒水牛の特徴をお伝いしたいと思っています。

 

黒水牛(くろすいぎゅう)

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特徴

東南アジア方面の水牛の角です。

オランダ水牛と並ぶ代表的な動物系印材。

黒水牛の中で角の部位によって値段などが変わってくるのですが

比較的人気が高いのが芯が通った角の中心部分の芯持(しんもち)という部分で、

芯が小さくひび割れが少ない角の先端部を使用しています。

彫刻をした際に印面の真ん中辺りに白っぽい丸い模様が現れ、その白っぽい

部分が角の芯であり、芯の部分を使用している証です。

しかし、角の個体差があるため、模様の出方は色々です。

見た目的な部分では深い黒色で、艶やか且つ重厚感と風格さを

漂わており、法人印や個人実印でお使いになる方が多い印材です。

 

印材として評価

耐久性 ★★★★
捺印性 ★★★★
人気度 ★★★★★
希少性 ★★★☆☆

 

全体的に高い評価の印材です。

見た目からも分かる通り、重厚感があり耐久性にも優れており

適度な重さがあるので捺印性も高く人気の理由は見た目だけでは

ないことが分かると思います。

昨今では水牛の角も以前より入手しずらい環境になってきているようで

今後は希少性が今よりも上がっていくことも考えられます。

次回は動物材の入手が困難な環境になってきているからこそ

黒水牛に代わる印材として注文を浴びているECO系印材の黒彩華を

紹介させて頂きます。

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