法人印鑑の実印(代表印)・銀行印の開始点の有無とは?
法人印鑑の実印(代表印)・銀行印を作成する際に開始点というものが存在しております。
ほとんどの方が開始点とは何か?何のためにあるの?という疑問を持たれる方が多いと思いますので、今回は開始点についてお話させて頂きます。
開始点とは何のためにあるの?
会社名が記される回文(法人実印【代表印】・法人銀行印)は文字が円状に刻まれているため、どうしても読み始めがわかりにくくなります。
この始まりの位置を示すためにつけられた点が開始点と呼ばれる記号です。別名「中黒」とも言われ、「・」を読み始め位置に配置します。
開始点の必要性に関しては文字の読みやすさをどこまで考慮するかという、使用者の好みの問題となってきます。
ワンポイントアドバイス
彫刻する文字数が多い場合は開始点を入れることで文字が細く小さくなってしまうことから、開始点なしでの作成をオススメ致します。
逆に文字数が少ない場合は文字と文字の隙間が広くスカスカな印象になってしまいますので、開始点を入れることで、文字と文字の隙間を狭くし全体のバランスを整えることができますので、彫刻文字数が少ない方には開始点ありをオススメ致します。
開始点あり・開始点なしの印影の見比べ
開始点あり
開始点なし